社会学者の古市憲寿氏が5月19日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。同じく出演した不貞騒動まっただ中のお笑い芸人・千原せいじを辛辣に批評した。
「16日発売の『週刊文春』で20代女性との不貞関係を報じられたせいじは、番組冒頭で『関係者の皆様、本当にすみませんでした』と頭を下げました。すると松本人志は『もっと堂々としてると思った。こんな感じなの?』とツッコみを入れ、出演していた男性陣は男の不貞に寛容な人が多いのか、何とか笑いにして済まそうというムードが濃かったように見えましたね」(女性誌ライター)
そんな中、古市氏は「もともと好感度低いですから。別にノーダメージですよね」と千原をバッサリと切り捨て、これには千原も苦笑いするしかなかったようだ。古市氏はまた、千原が不貞に及ぶ心理を“いつもカレーライス食べてるとたまにはハヤシライスを食べたくなる”と形容していたことにツッコみ、「今なら何に例えます?」と辛口対応。千原は「けっこうイジワルね」とタジタジの様子だった。
ネット上では「芸人同士の仲間意識なのか、松ちゃんたちはせいじに対して優しかったけど、古市さんがけちょんけちょんにしてくれて痛快だった!」「せいじは謝ってても本気で反省してない感強かったので不愉快だったけど、古市さんのおかげで爽快な気分になれた」「古市さんはテレビに出てても空気を読まないというか、気の利いたコメントのできない人だと思ってたけど、今回はそういう部分が良い方に出てたね」など、古市氏の千原に対するコメントを評価する反応が多かった。
「現在、各局のワイドショー番組には“芸人”がコメンテーターとして出演していることが多く、今回のような場合にどうしても“擁護的”になりがちです。しかし、古市氏は芸人の不祥事を仲間意識でかばうスタンスではないし、空気を読まずに率直に思ったことを言ってしまうのが持ち味。共演者からは、ときに“非難の的”になりますが、今回のコメントは多くの視聴者の支持を獲得しましたね」(前出・女性誌ライター)
「ワイドナショー」としても、ナイスなキャスティングだったようだ。
(石見剣)