ダイエットや健康維持のためにランニングを始める人は多いですが、「続かなくて困っている…」「なかなか時間がつくれなくて…」と、“習慣化できない”ことへの悩みをよく聞きます。本当に習慣化するには最初が肝心。まずは1ヵ月続けましょう。そのために、こんな工夫をしてはいかがでしょうか。
■靴にこだわる
どの靴で走るかによって、走り心地だけでなくやる気も変わります。スポーツ店に行くと、衝撃を和らげるものや、まるで裸足で走っているかのように感じられるものなど、さまざまなランニングシューズに出合うことができます。靴が合わないと、走っているうちに痛くなってしまったり足に負担をかけ過ぎてしまったりします。自分の足にフィットした、走り心地のいいお気に入りの1つを探してみてください。自身の足に合うかどうかを最優先にすべきですが、デザインにこだわるのもいいでしょう。足取りが軽やかになる靴でランニングをすることで、走る時間がより楽しくなりますよ。
■誰かと一緒に走る
家族や友だちと約束をして、走る曜日や時間帯を確定させましょう。自分との約束をなかなか守れない場合は、誰かとの約束にするのがオススメです。健康維持やダイエットが目的の場合、速く走り続けると負担が大きくなって逆効果になるケースもありますから、世間話をしたり音楽を聞いたりしながら、走る時間を楽しむのもよいでしょう。
■お風呂や食事の準備をしてから走る
ランニング後、家事をするのは何かと面倒ですよね。「帰ってきたらすぐにシャワーを浴びて空いたお腹を満たしたい!」。それがスムーズにできると、行く前の「面倒だなぁ…」という気持ちを和らげやすくなります。お風呂の準備をし、帰ってきてから行いたいことの準備も済ませて出発するようにすると、ランニング後の時間を楽しみに出発できます。一方で、「準備をするのが面倒だから気が進まなくなる」という場合は、すぐに出発してしまった方が得策です。ランニングさえしてしまえば「帰ってきてからすべきことはやるしかないので取り組める」という人は、その方がよいでしょう。
心の負担を軽くすることが、習慣化のコツです。できるだけ楽しく、生活に支障がないようにすることで続けやすくなりますよ。走りやすい季節になりました。これまでランニングを習慣化したくてもできなかった人は、ぜひ新たなルールを設けて挑戦してはいかがでしょうか。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)