高視聴率が続くNHKの朝ドラ「あさが来た」もいよいよ終盤。
「ディーン・フジオカが演じる五代友厚が死んで1カ月が経ち、普通なら“五代ロス”の影響で視聴率が落ち込んでもおかしくない時期なんですが、人気はまったく衰えていません」(テレビ誌記者)
その原動力が意外な登場人物にあるという。
「五代と入れ替わるように登場した成澤泉が、女性視聴者の間でブレイクしています。五代ロスを吹き飛ばす人気ぶりでドラマも好調を持続。NHKは狙いが見事的中して、笑いが止まらないでしょう」(ドラマ関係者)
成澤の役どころは、女子大設立という夢に向かって、ひた向きに頑張るお金に疎い理想主義者。登場した頃は、見た目もヨレヨレで髪はボサボサ。とても話題になるようなキャラクターではなかった。しかし、その後ビシッと洋服を着こなす貴公子に変身。そのビフォアー&アフターが良かったようだ。
「主人公のあさを引っ張る年上キャラが五代なら、成澤は母性本能をくすぐる“だめんず”キャラ。ネット上でも『目がキラキラしてかわいい』『成様祭りで朝から萌キュン』といった女性たちが急増中です。あえて違ったキャラで視聴者の心をワシ掴みしてしまいましたね」(前出・テレビ誌記者)
この”なる様”を演じるのが、ミュージカル「テニスの王子様」で人気を博した若手俳優集団「D-BOYS」の瀬戸康史である。
「若手イケメンとしてファンの間では知られていたものの、知名度はまだまだ。このドラマをきっかけに大ブレイクするかもしれませんね。ディーンが大河ドラマ『真田丸』に出演すると言う噂もあります。この際だから、瀬戸と共演させてみたら、『真田丸』も大ブレイクするかもしれませんよ」(前出・ドラマ関係者)
イケメン大河と銘打った前作「花燃ゆ」が大コケだけに、リベンジにはもってこいかも!?