お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が5月28日深夜放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)に出演し、同じく芸人のさまぁ~ずの三村マサカズに対する怒りを露わにしている。
番組中、太田は「そういえばこの間さ、事務所にさまぁ~ずの番組で写真を貸して下さいっていうのが来たんだよ。三村がね、爆笑(問題)とは合わない、つったって言うんだよ」と明かすと、続けて「要するにソリが合わない、上手くいかない、爆笑とさまぁ~ずは相性が悪いって。ふざけんな!三村!! 俺、すごい合うと思ってたからさ。すごいショックだわ。どういうことだ三村このやろう!」と大激怒。相方の田中裕二は「まぁ、どんなテンションで言ったのか分かんないけどね」とフォローするも“爆笑問題とは合わない”と発言された太田の不満は一向に静まる気配は無かった。
「太田は“すごいショック”と話していますが、生放送でのブラックジョークや、何をしでかすか予想が付かないなどのスタイルから、太田と“ソリが合う”“やりやすい”と感じる芸人の方がそもそも稀なのではないか、という声もあり、『太田と絡みたくないのは三村だけではないと思う』『(敬遠されるのは)そうやってすぐキレる笑いのことだと思うけど』『協調性の乏しい太田自身が原因』との指摘が殺到。『三村だけじゃなく、ほとんどが太田と絡みたくないのでは?』という反応もありました。協調性がないことで、型破りな笑いを創出できるのは太田の魅力ではありますが、“俺、(三村と)すごい合うと思ってた”という本人のコメントからも、いかに周囲からの反応と自覚に差があるかが分かりますね」(テレビ誌ライター)
思い返せば、「ENGEIグランドスラム」(フジテレビ系)の生放送中に足を滑らせて転倒し、頭部を強打した際も、狂ったようにハシャギ倒していたのは太田のみで、周囲との温度差は歴然だった。もちろんこうした“ズレ”を作り出す笑いこそが太田光の芸風であり、武器でもある為、「爆笑問題とは合わない」という指摘はある意味で的を得たものなのかもしれないが…?
(木村慎吾)