日曜劇場「集団左遷!!」(TBS系)で主演を務めている福山雅治が、撮影妨害に遭っていると6月18日発売の「女性自身」が報じた。
記事によると、同ドラマのロケ地となっている東京・大田区周辺で撮影を行っていたところ、双眼鏡で福山をのぞく人がいたため撮影が中断。また“偽エキストラ”も交じるなど、混乱するひと幕もあったようだ。
近年では、福山の現場だけでなく、映画やドラマ撮影の現場でも、同様のトラブルが発生しているという。
一般的に、エキストラの多くは番組HPで公募し、当選した人たち。手弁当で参加している“素人さん”だ。エキストラについては俳優の武田鉄矢も6月16日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演した際「昔のドラマはプロダクションに依頼して、エキストラは全員雇っていた」と語っている。
「武田さんが言うには、お金をもらわない人ともらえる人、プロとアマの差は、必ず現場で出ます。昔はエキストラでサインをねだってくる人なんて1人もいなかった。一般公募になってから、話しかけてくるような人が現れるようになったそうなんです。昨今は、テレビ離れもあり視聴率が稼げず、ドラマの制作費も削られています。そこで苦肉の策として、ボランティアエキストラを公募し始めました。もちろん弊害はありますが、参加してくださるエキストラの方々の善意を信じるしかないという状況です」(ドラマ制作関係者)
経費削減のために作品の質が落ちるだけではなく、出演者の身に危険が及ぶなどということは、絶対にあってはならない。