注目度急上昇中のNEO渋谷系漫才コンビ「EXIT」の兼近大樹が、さらに好感度を上げそうだ。
7月2日深夜放送の「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)では、兼近の実父が息子のファンに手を出しているとの疑惑を解明すべく、兼近の出身地である北海道札幌市にて父親に疑惑を直撃していた。
その結果、兼近父は重度のクワガタマニアで、これまで3000万円以上をクワガタに費やしてきたと白状。クワガタを保管するために自宅とは別に2部屋を借りるなど、女性ファンではなくクワガタに手を出していた事実が判明したのである。さらに番組では、兼近にはシークレットで父親がスタジオに登場。まだ52歳の若さでルックスも兼近似のナイスミドルにスタジオは沸いていたが、このシーンが兼近ファンの心を打ったというのだ。芸能記者がささやく。
「何より驚いたのは、兼近がサプライズで登場した父親を笑顔で受け入れていたこと。というのも両親は兼近が幼かったころに離婚しており、母親と激貧の幼少生活を送っていたからです。子どものころは食べたいものもまったく食べられず、やっと進学した定時制高校も妹の学費を稼ぐために自ら中退。その一方で離婚した父親はのうのうと趣味のクワガタに精を出していたのですから、普通なら『てめえ、フザけんなよ!』と激昂してもおかしくはありません。ところが番組での兼近は終始、いつも通りの笑顔だったのですから、その器の大きさにファンは心を打たれたことでしょう」
しかもテレビ初登場の父親は離婚前、給料をもらうと母親に渡す前にクワガタ分のお金を抜いていたと告白。それが原因で家計が貧乏だったと明かしていた。兼近にとっても初耳だったこの仰天告白を受けてさえ、父親に対して嫌な顔一つ見せなかったのである。
「4人兄弟の兼近は、昨年11月11日に開催したEXITのルミネtheよしもと単独ライブに家族全員を招待。実兄のツイートによると家族で記念写真を撮影したのはこの時が初めてで、今では一家全員が幸せに暮らしているようです。その単独ライブにも実父は姿を見せなかったので、実生活では没交渉状態かもしれませんが、いまや兼近は父親に対する恨みつらみも克服しているのかもしれません。そんな姿もますますファンからの支持を受ける魅力の一つになりそうです」(前出・芸能記者)
チャライけど真面目が売りの兼近だが、その魅力はさらに広がっていきそうだ。
(白根麻子)