7月2日に放送された広瀬すず主演のNHK朝ドラ「なつぞら」で、電話越しに行方不明だった妹・千遥と広瀬演じるヒロインのなつが電話越しで再開するシーンが登場。ネットでは「ちはるちゃん、生きててよかった…」「よかったよ~もう、号泣~」「すごく良い子に育ったね。涙こぼれた」といったコメントが殺到している。
「十勝の柴田家を訪ねた千遥に、東京のなつが『千遥、お姉ちゃんだよ』と呼びかけると千遥は涙を浮かべながら『ご心配をおかけして、すみませんでした』と敬語で答える。この二人の会話にも『千遥ちゃんの敬語が切ない』といった声が。しかし一番驚いたことは、事前の告知なしで、千遥役を清原果耶が演じることが劇中で明らかになったこと。これには視聴者からも驚きの声が上がっていました」(テレビ誌記者)
清原果耶は、大阪出身の17歳。中学1年の時にアミューズが開催する新人発掘イベント「アミューズオーディションフェス2014」でグランプリに輝き、翌2015年、朝ドラ「あさが来た」で女優デビュー。去年には連ドラ「透明のゆりかご」(NHK)に初主演。小さな町の産婦人科医院で看護師見習い役を熱演している。
「今回、なつの妹・千遥を演じるにあたり役作りにもこだわり、なつと兄・咲太郎(岡田将生)がどういう生き方をしてきたか知らない方がいいという判断から、清原は千遥の幼少期以外はこのドラマを一切見ていません。電話で再会した時に見せた切ない表情は、そういった役作りの賜物。『しっかし清原果耶さんスゴ…画面に吸い込まれるように見てしまう』『千遥役の演技素晴らしい』といった声がツイッターでも躍っています」(前出・テレビ誌記者)
そんな中、早くも清原を朝ドラのヒロインに推す声も上がっている。
「高畑充希や土屋太鳳もヒロインの妹役を演じて、朝ドラヒロインの座を射止めています。そういった意味で、すでにNHKのドラマで主役を演じている清原は可能性十分。しかも清原は広瀬や永野芽郁、波瑠、榮倉奈々同様に歴代朝ドラのヒロインを数多く輩出した雑誌『セブンティーン』のモデルを務めています。『なつぞら』の評判いかんでは、オーディションなしでヒロインに抜擢される可能性もあるのでは」(女性誌デスク)
清原演じる千遥の登場によって、「なつぞら」にさらに注目が集まることだけは間違いない!?
(窪田史朗)