女優の深田恭子が7月7日、共演者らと共にフジテレビ湾岸スタジオで催されたドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)の制作発表に出席するも、そのキャスティングには多くのツッコミが殺到する事態となった。
同ドラマは、泥棒を生業とする一族に生まれた娘と、警察一家の息子によるタブーな恋愛をテーマとしたラブコメディーで、深田は劇中で泥棒の“密着型”ボディースーツを着用。適度な肉付きと丸みを帯びた女性らしいシルエットを兼ね備える深田は、妖艶かつクールな真っ赤のボディースーツを纏った感想として「どうしよう、恥ずかしい、、どうしよう、という気持ちでいっぱいでした」と話し、男性ファンの期待を煽っている。
深田の衣装ももちろんのこと、彼女の父親役を演じる渡部篤郎や、母親役の小沢真珠、兄役の栗原類など、個性派がズラリと揃った豪華なキャスト陣も魅力的だが、“年齢的に無理がある”との指摘も相次いだ。
「36歳の深田の母親役を42歳の小沢が演じ、24歳の栗原は深田の兄という役回りです。いくら深田が“いつまでも可愛い女優”だとしても、6歳年上の小沢を母親役にし、実年齢で12歳も年下の栗原を兄役に据えるのは不自然でしょう。ネットでもこの奇妙なキャスティングには『栗原類さんと年齢が。弟にすれば良かったのに』『深田は20代でも全然通じるが、流石に小沢の娘は無理がある』『一体どういう基準でのキャスティングなんだろう』『実年齢36歳の兄が24歳で母が42歳。無茶苦茶やな』といったツッコミが寄せられています。6歳しか年齢の違わない深田の母親役を任された小沢も複雑な心境かもしれませんね」(テレビ誌ライター)
ここまで来ると、逆にどのような家族の雰囲気に仕上がっているのか、同ドラマの放送が楽しみになってしまうのは気のせいだろうか…?
「ルパンの娘」はその“無茶苦茶な”キャスティングに注目するのもまた一興かもしれない。
(木村慎吾)