浴衣を着る機会が増える夏ですが、気を付けたいのがマナーです。着慣れないものだけに、知らないことも多いと思います。そこで、浴衣の基本マナーをご紹介していきましょう。
■浴衣で高級レストランはNG
「季節と暮らしのマナーとコツ」(学研プラス刊)によれば、本来、浴衣は入浴や湯上がり時に着るもの。なので、ホテルや高級レストランなどのかしこまった場所に出かけるのは、控えるのがマナーだそうですよ。
■内股で歩くのが基本
前出の同書によると、浴衣のような和装のときは、内股で歩くのが基本とされています。せっかくの和装なので、いつもよりしとやかに歩いてみませんか?
■美しい姿勢を保つ
現代作法道宗家で現代マナー研究家の篠田弥寿子さんの著書「一生使える、美しい女性のマナー」(PHP研究所刊)には、歩くときには左右の肩甲骨をくっつけるような気持ちで肩を引き、さらにあごも引くと、美しい姿勢になると書かれています。
面倒のようですが、ちょっと気を緩めると着崩れしてしまうことも。ですから、浴衣はいつもより気を使って、美しく着こなしたいですね。