俳優・大泉洋が主演する日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)の第二話が7月14日に放送され、平均視聴率11.8%。初回には及ばなかったものの高視聴率を維持している。
「第二話では、『トキワ自動車』ラクビー部『アストロズ』のゼネラルマネージャーに就任した君嶋(大泉)が、優勝経験のある監督を招聘しようと決断。自身の母校のスターで大学ラクビー部を三連覇に導き、退任したばかりの同級生・柴門琢磨を監督に迎えるという展開。その柴門役を演じる大谷亮平に『男臭くて痺れた』『柴門監督カッコいい。強めの大谷亮平だ』『鳥肌立ったわ』といったコメントがネットでは踊っています」(エンタメ誌ライター)
しかも監督を引き受けるにあたり、過去の試合の映像を徹底的に分析、選手一人一人の課題を指摘する直筆の手紙を書く場面にも、感動コメントが続々と寄せられた。
「大谷は韓国で活躍した後、逆輸入するカタチで日本に来たことから、〈第二のディーン・フジオカ〉とも言われ、2016年には大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)ではハイスペックイケメンを演じてブレイク。翌年には“ドロキュン”深夜ドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)で、久々に再会したヒロインの心を奪っていく不貞劇を演じて世の女性たちをメロメロにしてきました。それだけに今回の“男臭い”柴門監督の役には驚きの声が上がっています」(女性誌デスク)
このドラマは「半沢直樹」シリーズ、「陸王」、「下町ロケット」などで知られる池井戸潤の新作同名小説が原作。熱い男のドラマが持ち味だけに、このドラマへの出演が大谷にとっても、転機となりそうだ。
「去年の秋から半年間放送されたNHK朝ドラ『まんぷく』では、ヒロイン夫妻を献身的に支える誠実な義理の兄・小野塚真一役で、念願の朝ドラデビュー。来年には40歳を迎え、方向転換を図っているのかもしれませんね」(前出・エンタメ誌ライター)
韓国では「韓国ドラマアワード2014グローバル俳優賞」も受賞している大谷には、日韓の架け橋になって欲しいという声もある。
「今期は『TWO WEEKS』(フジテレビ系)、『サイン-法医学者柚木貴志の事件-』(テレビ朝日系)、そして『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系)と3本の韓国ドラマの日本版が放送されています。日韓関係がギクシャクしている今、大谷には日韓共同制作による映画かドラマで実力を発揮して欲しいですね」(前出・女性誌デスク)
そのためにもこの作品で、大きな爪痕を残しとおきたいところだ。
(窪田史朗)