夏に海外旅行に行ったという方は、もしかしたら休み明けなどに「時差ボケ」になっているかもしれません。そんなことになれば、仕事にも支障が出てしまいますよね。時差ボケはどうすれば解消できるのでしょうか。
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターの精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部 臨床病態生理研究室室長の北村真吾さんは、目覚め方改革プロジェクトのコラムで、「時差ボケとは、時差のある区間を急に移動したことによって起こる心身の不調」と述べています。なんでも、体に備わった体内時計と、外の時計の時間がずれ、体内リズムが乱れることで起こるそうです。
帰国後すぐに調子を戻すには、次のような方法があるようです。例えばアメリカ方面、つまり東方面に行ったときには、時間が逆戻りすることになるため、体内時計を前にずらすのだそう。フリーライターの久我勝利さんの著書「絶対、人に話したくなる『時間』の雑学」(PHP研究所刊)によれば、起床時間と就寝時間を早める必要があることから、起床したらすぐに明るい光を30分以上浴びるのだとか。また、昼食と夕食も早くするといいそうですよ。
上手に時差ボケを解消して、スッキリ新たに元気に仕事に臨みましょう!