お笑い芸人の狩野英孝が3月7日、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)にてモデル・加藤紗里との破局を報告。3月5日には加藤も「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)にて破局を口にしており、二人の交際は晴れて円満な破局を迎えた。加藤による交際宣言から35日間続いた騒動について、芸能ライターはこれほど完璧に売名行為が成功したケースは珍しいと指摘する。
「今回あっさりと破局を公言したことで、加藤は売名ではあるけど粘着ではないことを証明。しかも、当の狩野が今回の騒動でとくに何も失っておらず、いわばウィンウィンの結果になっています。テレビ出演では周りの出演者からディスられてもムキになって反論したりせず、『意外にマトモ』という評判すらあるほど。もとより記号的な目鼻立ちはテレビ向けですし、トーク力を磨けばテレビタレントとして生き延びられる可能性すらありますね」
知名度が急上昇した加藤はいまや、ウィキペディアに自分のページがあるほどの有名人に昇格。騒動以前には月1回程度だった公式ブログも今では毎日更新するなど、すっかり売れっ子の様相を呈している。しかもツイッターでは、「私を調教できるとは思わないで欲しい」という決め台詞を定番化させるなど、紗里ブランドの構築に余念がないようだ。女性誌のライターが指摘する。
「彼女は2月後半に髪型を変えているんです。それまでは額を出すことでキリッとした美しさを狙っていたのですが、最近はちゃんと前髪を作ることで可愛らしさをアピール。しかもテレビでは常にニコニコしていて、女性視聴者からは『思っていたより可愛い』と言われるなど、自分の見せ方が上手い人だなと思いましたね」
そんな加藤のツイッターを見ると、第三者に撮影してもらった写真が多いことに気づく。だが加藤程度のキャリアや知名度のモデルには通常、マネージャーは付かないはずだ。どうやら加藤の売り出しに関しては所属事務所側できっちりとプランを練っているのかもしれない。
(金田麻有)