人気急上昇中の芸人・EXITの兼近大樹が8月24日深夜に放送された日本テレビ特番「24時間テレビ」内の「二宮和也のあの人に会いたくない」に出演。元恋人が登場し、中学時代に二股をかけられていたことを暴露した。
同番組は芸能人らに「会いたくない人」と無理やり対面させて和解させるという企画で、兼近の会いたくない人として登場したのが中学時代の元カノで中学卒業以来の再会となったマナさん。
再現VTRでは兼近は猛アピールの末にマナさんと交際に発展するも、兼近は他の女子に手を出し続け、あっという間に二股が発覚。それが原因で2人は破局し、マナさんは兼近が初めての彼氏だったこともあって、男性不信となり、憔悴しきっていたと紹介されていた。
兼近は、見た目はチャラ男なのに実は真面目というキャラでブレイクしたこともあって、この二股エピソードに女性陣はドン引き。共演者のゆきぽよからは『純粋でピュアって言ってるけど見た目通りじゃん、残念すぎ』と言われたい放題だった。しかし、ここで話は終わらずに思わぬ展開を迎えている。
「兼近は再現VTRを見終わると『ちょっとVTRが盛りすぎているということもありますよ』『お付き合いしているときも、確かに、他のグループの女の子の家にみんなで遊びに行ったことはありますが、正直、二股っていうのはどうだったかな』と指摘していましたが、現在はYouTuberをしているマナさんが、番組放送後に『二股』は捏造だと示唆する動画を公開したんです。この生放送の1週間ほど前にマナさんに番組出演オファーがきたそうなのですが、そこでマナさん自身も初めて兼近が二股をしていたことを知ったというのです。つまり再現VTRであったマナさんが二股を知り、男性不信になったということはなく、マナさん自身もVTRを見て、盛られていると感じたそうです。そのため、二股を掛けていたというのも番組側が無理やり作った設定ということになりますが、オンエア時は生放送だったということもあって、マナさんも強くは弁明できなかったようなのです」(エンタメ誌ライター)
兼近の二股エピソードが、ガッツリ誇張されていたという真相を知った視聴者からは「兼近も彼女さんもかわいそう」「『24時間テレビ』やっぱり嫌いだわ」「若手芸人ってことで足元を見られて、番組スタッフに踊らされてたってことね」など、番組批判や兼近を気の毒に思う声が多数寄せられている。
「芸人であればそういった過去のエピソードも笑い飛ばしてしまえばいいという風潮もありますが、兼近の場合はチャラ男だけど実は真面目というギャップで人気を獲得している背景があるだけに、いい迷惑でしょうね。そのため、兼近も生放送終了後にツイッターで『これがテレビか』『台本ではもっとひどかったが、嫌だと伝えて抑えた結果がこれ。もし言ってなかったら社会的に抹殺されていたと思うとゾッとする』と打ち合わせ段階の裏話も暴露していました。実際、兼近の次に登場した武田真治も自身の再現VTRを見て『このVTRを作った人がどうかしている』と指摘していましたからね」(前出・エンタメ誌ライター)
とはいえ、生放送中は番組のことを考え、誇張されたVTRにもその設定に乗っかっていたところをみても、兼近の人柄の良さがしっかり伝わったのではないだろうか。
(権田力也)