メンタリストDaiGoが8月28日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、京都アニメーション放火事件の被害者が実名報道された件について「もう、許さん マスコミ」と銘打った動画を配信した。
“京アニ実名報道【人の死を金としか考えないマスコミ】の正体を解説【NHKも新聞もグル】”とのタイトルを付した28分に及ぶ動画内で、DaiGoは先月の京アニ放火事件で犠牲となった被害者の一部遺族の意向を汲むことなく実名報道を決断したメディアに対して大激怒。「亡くなった人への配慮が足りない」と主張し、終始NHKを筆頭とする一部メディアへの怒りをぶちまけていた。
「普段ならば冷静かつ理論的に恋愛テクニックや処世術などについて解説するDaiGoですが、この日は被害者の名前を伝えたNHKに対して感情を爆発させ、『NHKには今後絶対に出ません』とも発言。ネット上では“なぜNHKだけ?”“他のテレビ局は?”との疑問も上がりましたが、動画コメント欄にDaiGo本人が『この放送の後に、ニュースゼロさんとかでも民放でも実名報道してたんですね。これはいよいよテレビを卒業する時が来たのかも』と書き込み、説明しています。今後はNHKと同様に犠牲者の名前を報じた日本テレビやTBS、フジテレビへの彼の対応にも注目が集まるでしょう」(テレビ誌ライター)
なお、件のDaiGoの“マスコミ激怒”動画は8月29日正午までに280万回以上の再生数を記録し、20万に及ぶ高評価が押されると、YouTube上の急上昇ランクでも1位に君臨。これまでのチャンネル「メンタリスト DaiGo」において最も再生数を集めた動画は、5年前に投稿された「LINEで相手の心を読む方法 by メンタリスト DaiGo」の220万回だが、今回の動画は大幅に記録を更新することになりそうだ。
以前は心理学を駆使した“最強のメンタリスト”として各テレビ局のバラエティ番組から引く手数多だったDaiGo。今後はNHKだけでなく、フジテレビや日テレ、TBSを含む主要キー局への出演も“卒業”してしまうのだろうか?
(木村慎吾)