あなたは毎朝、朝食をしっかり食べていますか? 青山ハッピー研究所の朝食についての調査では、朝食をほぼ毎日食べるという人は全体の81.7%で、ほとんど食べないという人は8.8%だそう。
食べない人の理由としては、「時間がない」「お腹が空いていない」「ギリギリまで寝ていたい」などが多いそうですが、最近の研究では、この朝食にさまざまな効果があることが解明されてきているそうです。
そのひとつ、国立がん研究センターによる調査によれば、調査対象の男女8万人を13年間追跡したところ、朝食を食べる回数が週に0~2回の人は、毎日食べる人と比べて脳卒中リスクが18%高く、脳出血リスクが36%、脳卒中と虚血性心疾患を合わせた循環器疾患リスクは14%高くなっているといいます。
なぜ朝食が脳出血などと関係するのかといえば、空腹によるストレスなどで早朝に血圧が上がりすぎることが理由と考えられているのだとか。朝食を食べる習慣のない人にとっては、ドキッとする内容ですよね。
睡眠不足はストレスですが、カラダにとっては空腹もストレスに。当たり前ですがしっかりと寝て、しっかり朝食を食べるのが、血圧上昇リスクを抑えるうえでも必要な習慣なんですね。