広瀬すずが出演するカップ焼そばのテレビCMが人気だ。セーラー服姿の広瀬がカメラ目線で「ねえ、私のこと好き? 食べちゃいたいくらい?」と話しかけ、次のシーンではマヨネーズを手に「てへっ」と悪戯っぽくハニかむというもの。視聴者からはその可愛らしさを絶賛されているが、一部には不評な声もあるという。テレビ誌のライターが教えてくれた。
「色っぽさを感じさせるようになった広瀬に対し、女性視聴者から『あざとすぎる』『男ウケを狙い過ぎ』との声があがっているのです。彼女は昨年も同CMに出演していましたが、当時はいかにも純朴そうな高校生だったのに、今年は男を誘惑する悪女の雰囲気すら漂わせています。6月には18歳になりますし、少女の成長は早いものだと実感しますね」
そんな広瀬が出演する同CMでは昨年、セリフが変わるという一件があった。当初はマヨネーズを手に「全部、出たと?」と締めていたのだが、一部の視聴者から「オレのマヨネーズも全部出た!」とお下品な反応が続出。それを受けてか、途中からは「好きな人、おると?」に差し変わっていたのである。そんな昨年と今年の違いについて、前出のテレビ誌ライターが指摘する。
「昨年のCMでは、広瀬のセリフを下ネタと受け止めるほうがよっぽど下品、という認識がありました。それが今年の広瀬だと、同じセリフを口にしようものなら、誰が見ても下ネタに感じてしまうはず。この1年で確実に“大人の女”へと変容していますね。もっとも、本人がどれくらい自分の成長を認識しているかは疑問ですが」
成長に伴って色っぽさを増すのは女性として自然なことだが、それゆえに同じ女性から嫌われてしまうのであれば、女優というのもなかなか大変な商売なようだ。
(金田麻有)