ダイエットに励んでいる女性は多いと思いますが。これを成功させるために変えるべき習慣は人それぞれ。本当は睡眠習慣が太っている原因なのに、食生活ばかり気にしても結果が出ないのは当然です。より効率よくダイエットを成功へと導くために、普段の食生活、運動習慣、睡眠の質を見直して、最適な方法をみつけたいものです。
■食生活を変えるべき人
「ダイエット=食べることを我慢すること」と考えてしまいがちですが、食べる種類を「増やす」ことで、ダイエットを成功させるケースもあります。食事量自体が多過ぎて太ってしまったという場合は、食事量を見直し、適量にすることが必要です。一方、あまり食べてないのに太ってしまうという場合は、栄養不足で代謝が低下している可能性があります。その場合は、副菜を中心におかずを増やし、栄養バランスを整えることがダイエット成功への近道です。
■運動習慣を変えるべき人
筋肉量が極端に少ない場合は、筋肉を鍛えることで代謝を高め、日常生活で消費できるエネルギー量を増やしましょう。年齢を重ねても自分の足で歩くために、足腰を鍛えておくことは大切です。そのためには、栄養不足やエネルギー不足の状態では筋肉が発達しなかったり、骨粗しょう症などのリスクが高まったりしますから、食生活を整えて必要量を補ったうえで運動することが望ましいといえます。食べずに運動だけ、という方法は絶対に避けましょう。
ただ、これまでも運動をしてきた、という人は大きく習慣を変える必要はありません。運動習慣がなかった人はいきなり強度の高い運動をすると体を傷める可能性がありますから、ウォーキングやジョギング、水中ウォーキングなど、息切れしない程度に続けられる運動から始めるとよいでしょう。
■睡眠習慣を変えるべき人
昼間に原因の分からないイライラに悩まされる場合や、なぜか間食をしたくなったり甘いものばかり食べたくなったりする場合は、睡眠不足が原因かもしれません。これらに当てはまる場合は、十分な睡眠時間が取れているか、寝る環境は安心できて熟睡できるものであるかを確認し、改善することをオススメします。
どれも当てはまるような気がする……という場合は“すべてを改善する”でOKです。心と体が健康的になって初めて、魅力的なボディラインへと整えることができます。毎日を元気一杯、エネルギッシュに過ごせるよう、生活の仕方を工夫していきましょう。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)