9月30日からスタートした戸田恵梨香主演の朝ドラ「スカーレット」の週間平均視聴率が、19.8%だったことがわかった。同枠が20%の大台に届かなかったのは、5作ぶりだという。
「『スカーレット』は初回20.2%を記録したものの、2話では19.2%に下落。その後、3~5話までは再び20%台まで盛り返したのですが、6話では18.1%まで下げてしまいました。初週20%の大台割れは、17年前期の『ひよっこ』以来となります」(テレビ誌記者)
前作の広瀬ずす主演「なつぞら」は、高視聴率を連発していただけに、戸田へのプレッシャーは相当なものだと予想できる。そんななか、今期放送の中で木村拓哉主演の「グランメゾン東京」もまた、絶対に失敗できないドラマなのだという。
「10月7日発売の『週刊現代』によれば、現在のTBSは尋常でないほどピリピリムードに包まれているそう。というのも、ジャニーズとの関係上、看板タレントである木村のドラマを失敗させ、恥をかかせることだけは、絶対に避けたいのだとか。そのため、今回は巨額の制作費を投入し、海外ロケや、主題歌に山下達郎を起用するなど、相当な気合いが入っているとのこと。また、視聴率の目標ラインは最低でも15%だそうです」(前出・テレビ誌記者)
だが今年の日曜劇場といえば、福山雅治主演の「集団左遷」が、全話平均視聴率10.5%。池井戸潤原作の「ノーサイドゲーム」でさえも12.0%に終わっている。はたして木村は、それらの記録を超えることができるだろうか。