YouTuber芸人として人気上昇中のフワちゃんが、ロサンゼルスの危険地帯で撮影した動画ツイッターに投稿し、ファンを驚かせている。
アメリカ旅行中のフワちゃんが10月31日にアップした動画では、路上で何かを手渡ししている男性二人を直撃。その様子を笑顔で紹介するフワちゃんのもとに別の男性が笑顔で歩み寄り、カメラに向かって一緒に手を振るなど、和気あいあいとした内容だ。だがこの動画はかなりの危険性をはらんでいるというのである。アメリカ在住歴を持つライターが指摘する。
「フワちゃんが訪れたのは、ロサンゼルスの青い海と空を象徴する観光地の『ベニスビーチ』。その入り口に掲げられた“ベニスサイン”のすぐそばで、動画には映っていませんが、すぐ横には銀行の店舗もあるところです。しかし繁華街だからと言って安心できないのがアメリカ。ベニスビーチはいまでこそ観光客が数多く訪れる風光明媚な観光名所ですが、かつては治安の悪さで知られ、今でも人通りの少ない路地裏に入ったり、暗くなってから女性だけで歩くのは絶対に避けるべきとされています。周りにはホームレスも多く、フワちゃんが撮影した男性たちも法律違反の薬物をやり取りしていた可能性は高い。英語に堪能な彼女と言えど、自ら危険な連中に近づくのは避けるべきでしょう」
ただカリフォルニア州では一部の薬物が合法化されており、ツイッターでも「合法だよ」と指摘する人がいるようだが…。
「合法というのはあくまで州政府の認可を受けた正規店での販売のみ。購入者は身分証明書の提示が義務付けられ、一度に買える量にも制限があります。しかも公共の場で使用するのは今でも違法です。一方で街なかではいわゆる売人が違法な取引をしており、安全性の保障もありません。英語の堪能なフワちゃんはおそらくジモティと思われたので男性たちもにこやかに接したのでしょうが、観光客が興味本位で近づくのは危険。ロサンゼルスを訪れる日本人観光客は、決して彼女のマネをするべきではありません」(前出・アメリカ在住歴を持つライター)
フワちゃんはいまやファッションリーダーとしての影響力も持ち、物怖じしない性格と英語力を武器に、どこにでも突撃していく姿を尊敬するフォロワーも多い。それゆえ自分のマネをするファンが現われないように、注意喚起していく必要もあるのではないだろうか。
(白根麻子)