ロックバンド・L’Arc~en~Ciel(以下、ラルク)の「大切なお知らせ」の中身が12月3日に発表され、ファンの間で物議を醸している。
「ラルクは12月1日にオフィシャルサイト、ツイッター、Facebookで告知を行い、SNSでは『ラルク、解○。』という思わせぶりなメッセージ画像を添付していました。3日の発表はこの予告を受けてのものだったのですが、音楽ファンの間ではその内容に疑問の声が上がってしまっています」(音楽誌ライター)
「ラルク、解○。」のメッセージには多くのファンが反応し、「え、解散だったらやめて」という悲痛な書き込みから、「サブスク解禁のことか? そうなら喜ばしい」と、音楽配信のサブスクリプションをスタートさせるのではないかという期待の声も多く寄せられていた。
「ところが、フタを開けてみれば、発表されたのは公式YouTubeチャンネルの開設と、『HONEY』『花葬』『浸食 -lose control-』という1998年7月に3曲同時リリースされたシングル3曲のMV公開。もちろんバンドにとっては大きな前進に違いはないのですが、勿体つけられた形のファンからは落胆の反応を頂いてしまっています。昨年から今年にかけて、数多くのアーティストがサブスクリプション方式での音楽配信にふみきり、残された大物アーティストは数えるくらい。ラルクもその一つだったのですが、本当にサブスク開始だったら嬉しいニュースだったのですが…」(前出・音楽誌ライター)
ネットでは「とりあえず解散じゃなくてよかったけど、大々的に前宣伝してこれですか感が否めない」「解禁って昔のMV3曲だけ(笑)」「サブスク解禁だと思って喜んでたのにどうしてくれる」「予想を大幅に下回る発表にがっかりしかない」と、不評の声が多く聞かれている。
同日公開されたCMでは、「ラルク アン シエル関連の情報は、12月11日に詳しくお伝えします。もうしばらくお待ちください」との表記があり、さらなる追加発表がありそうだが、ネットでは「また落胆させられるのは勘弁(笑)」「さらにMV3曲追加ですか?(笑)」「狼少年状態だな」「今度こそファンが歓喜する発表頼む」といった声が上がっている。
次こそは、音楽ファンや音楽業界にとって納得の発表を期待して待ちたい。
(石見剣)