俳優・賀来賢人主演のドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日本テレビ系)の第9話が12月8日に放送され、平均視聴率こそ6.9%と振るわなかったものの、この作品が今年1月期の話題作「3年A組-今から皆さんは、人質です - 」(日本テレビ系)の半年後の世界を描いていることから、最終回に向けて話題が沸騰している。
「このドラマは、記憶喪失の刑事・遊佐清春(賀来)が上司だった女性刑事・碓氷薫(広末涼子)の殺人事件や、未解決の『十億円強奪事件』を追いかけていくアンストッパブルミステリー。第9話のラストで、ついに清春と事件の鍵を握る“ガスマスクの男”が対峙。次週の最終回ではガスマスクの男の正体が暴かれ、事件の全貌が明らかになるため、ネットでは“ガスマスクの男”の正体を巡って注目が集まっています」(テレビ誌ライター)
中でも、有力候補とされているのが、工藤阿須加が演じる清春の後輩刑事・名越。このドラマでキレキレの格闘家ぶりを披露しているが、名越と“ガスマスクの男”が戦うシーンが以前登場していることから、否定的なコメントも殺到。果たして“ガスマスクの男”は誰なのか、熱心な視聴者の間でも意見が分かれている。
また、最終回を前に注目を集めているのは、“ガスマスクの男”だけではない。
「これまでこのドラマには、話題作『3年A組』の出演者が同名でリレー式にゲスト出演。最終回には一体誰が登場するのか、ネットでも話題沸騰中。中でも『まさか、ガスマスクの男、マジで柊一颯説(菅田将暉)』『多分ガスマスクの男の正体も黒幕もぜーんぶ菅田将暉だろ?』『ガスマスクの男の正体は柊(菅田将暉)確定?』といった菅田将暉演じる“柊一颯”待望論が巻き起こりつつあります」(エンタメ誌ライター)
それには深いワケがあると、前出のエンタメ誌ライターは続ける。
「視聴率こそ、一度も二桁視聴率に届かず低迷していますが、脚本家の武藤将吾始め、『3年A組』のスタッフが再集結。ヒットドラマの続編ではなく、全く異なるドラマで前作の半年後を描くという新しい試みに挑戦しているだけに、シメはやはり主人公・柊一颯(菅田)が登場しないとしまりません」
だが菅田は、11月9日から主役を務める舞台「カリギュラ」の真っ最中。稽古も含めると、ドラマに出演するスケジュールを取ることは至難の技。果たして、菅田将暉は、最終回に登場するのか。15日の放送日が待ち遠しい。
(窪田史朗)