12~2月頃に旬を迎えるあんこうは、冬の鍋の具としても定番ですよね。そしてこの時期、日本酒党にたまらないのが、「あん肝」。もみじおろしとポン酢で、お酒の絶好のあてになります。
このあん肝、実は自分でも簡単に作れるんです。まずは、肝を買います。大きなスーパーに行けば入手は可能ですよ。オレンジ色の部分がほどよくあり、ツヤがあってふっくらして、みずみずしいかどうかが新鮮な肝の見分け方。オレンジ色の部分は脂肪分なので、鮮やかな色をしているのは、酸化していなくて新鮮な証拠なんです。
あん肝を買ってきたら、表面の薄皮や血管を取り除いて水で洗い流します。その後、水1カップ、酒1カップに塩大さじ2分の1を溶かしたもので30分ほど浸します。キッチンペーパーで水分を拭き取り、アルミホイルで筒形に成形したら竹串で数カ所穴を開け、蒸し器で20~30分蒸すだけで完成ですよ。
あっという間に、海のフォアグラ、絶品あん肝が出来ちゃうんです。旬の時期、自家製ならではの美味しさですが、プリン体が多く含まれていますので、食べ過ぎには注意してくださいね。