女優の新山千春が12月12日、東京・杉並警察署にて、自身初の一日警察署長を務めた。インスタグラムで「はじめての制服を着用させていただくのも楽しみです」と告知していた新山は、杉並警察署からJR阿佐ケ谷駅まで続くアーケード街の“パール商店街”を20~30人ほどの警察官に囲まれながら徒歩で移動。警視庁など一都三県の警察署が推進する「ATM利用の詐欺被害ゼロの日」をアピールしていた。
「移動後は駅前の交番で通行人にATM詐欺への警戒を呼び掛け、駅前広場は人だかりに。移動中も含めて多くの人々がスマホのカメラを向け《顔が小っちゃい!》《美人さんだねえ》などと感心の声をあげていました。ただ名札などを着けていなかったこともあり、撮影するやじ馬からは《あれは誰なの?》《見たことあるような気もするけど…》と、芸能人オーラは感じつつも、新山だとは分からないとの声もちらほら。実は放送中の特撮ドラマ『ウルトラマンタイガ』(テレビ東京系)にもレギュラー出演しているのですが、世間的には案外、いまよりもずっと若々しい姿でイメージがインプットされているのかもしれませんね」(杉並区在住のライター)
そんな新山の一日署長を巡って、地元ではちょっとしたエピソードで盛り上がっているという。杉並区在住ライターが続ける。
「新山の来訪を伝えるチラシは交番の掲示板にも用意されていましたが、指名手配犯のポスターが並ぶ中に無造作に貼られていたのです。そこで使われている写真は正面を向いており、憂いのある表情で見つめるようで髪を風に舞わせたスタイリッシュなアー写ながら、チラシにしてしまうと新山までお尋ね者みたいに見えてしまう始末。《へえ、女性の指名手配犯か》と思って二度見すると、実は一日署長の告知だったという、なんとも残念なつくりになっていました」
99年には水着写真集を発売し、グラドルとしても活躍していた新山もいまや38歳のアラフォー。娘がもう中二だと聞けば、時の流れる速さに驚く人も少なくないことだろう。
(白根麻子)