これがM-1で優勝するということか。12月23日に決勝戦が放送された「M-1グランプリ2019」(テレビ朝日系)で初出場にして初優勝を果たしたお笑いコンビ「ミルクボーイ」が、優勝の翌朝に各局の情報番組を制覇した。
翌24日には「スッキリ」(日本テレビ系)、「グッとラック!」(TBS系)、「めざましテレビ」や「ノンストップ!」(フジテレビ系)と各局をハシゴし、得意のコーンフレークネタを披露。ツッコミの内海崇が「コーンフレーク、おなかいっぱいです」と苦笑いしていたほどだ。
「昨年の大会で優勝した霜降り明星はマネージャーから《明日の夕方に寝る時間取ってあります》と告げられたそうですが、ミルクボーイは24日も夜までスケジュールがぎっしり入っており、いつ寝られるかは未定とのこと。しかも、貴重な休憩時間にまで仕事を入れられてしまい、M-1王者の多忙さを実感することになりました」(芸能ライター)
ミルクボーイの二人は東京・お台場のフジテレビから汐留の日本テレビ、次いで赤坂のTBSへと移動し、再びフジテレビに戻るという忙しさ。「寝れない寝れないと聞いてましたが、本当に寝られない」と語っていたのも納得だが、その後の出演もまた、大移動だったというのだ。
「情報番組への出演を終えたミルクボーイは新幹線で帰阪の途へ。東京~大阪の2時間半ほどは仮眠を取れるはずでしたが、朝イチで『ゴゴスマ ~GO GO!Smile!~』(TBS系)からの出演オファーを受けた所属事務所の吉本では彼らを名古屋で途中下車させて、生放送中のCBCテレビに送り込んだのです。そんな二人に月曜レギュラーの大久保佳代子は『昨日から同じ衣装のままずっといるんですか? 汚そう~』と厳しい洗礼。そんな言葉も今の二人にとっては激励に聞こえたに違いありません」(前出・芸能ライター)
13:55の放送冒頭からネタを披露したミルクボーイは、そのまま14時台の新幹線に飛び乗って帰阪。新大阪までの50分間に貴重な睡眠時間を取れたのか、それとも興奮で寝られなかったのか、ファンとしても気になるところだろう。
(白根麻子)