向井理主演ドラマ「10の秘密」(フジテレビ系)の初回が1月14日に放送され、平均視聴率は8.9%だった。
今作は、「チーム・バチスタ」シリーズや草なぎ剛・復讐シリーズの「嘘の戦争」「銭の戦争」(すべてフジテレビ系)で知られる脚本家・後藤法子氏のオリジナル。誰もが抱える“秘密”を軸に、人間の欲望が暴かれる本格サスペンスドラマだ。
主人公・白河圭太(向井)の別れた妻・仙台由貴子役に仲間由紀恵。圭太の娘・瞳は山田杏奈が演じる。その他、仲里依紗、佐野史郎、名取裕子、渡部篤郎ら演技達者な役者が顔をそろえた。
第1話は、由貴子と離婚後、14歳の瞳と仲良く暮らす圭太に非通知の電話がかかってくる。それは、瞳の誘拐を知らせるものだった。犯人の要求は、“娘を助けたければ、由貴子を連れてこい”という不可解なものだった。
まだ、授業中であるはずの娘の学校に問い合わせると、瞳は登校しておらず、このところ休みがちだったと知らされる。“何でも話せる父娘”を自負していた圭太は、娘に欺かれていたことを知り、ショックを受ける。
「脚本がオリジナルなので結末が見えず、視聴者は、10の秘密が何なのかということに強く惹かれているようです。ただ、娘が誘拐されているのに、緊張感やスピード感が今一つ希薄なところが気になりました。今後の展開に期待したいですね」(テレビ誌ライター)
SNSでは、犯人を予想する投稿が盛り上がりを見せたのだとか。公式HPでは、本編にないチェインストーリーで“隠された鍵”を放送しているのも見どころの1つだ。