俳優・喜多村緑郎との不貞報道に揺れる女優の鈴木杏樹が出演する舞台「罪のない嘘~毎日がエイプリルフール~」の広島公演が、2月18日に行われた。鈴木は騒動発覚後初の公式の場ということで注目されていた。
「鈴木は、佐藤B作が演じる主人公が住むマンションの一室を購入した男(片岡鶴太郎)の妻を演じました。皮肉なことに不貞をしてしまうという役柄でしたね」(芸能ライター)
スポーツ紙の報道によると、劇中でB作が片岡に「もっと奥さんを大事にした方がいい。相当愛に飢えている。近くに4000円のホテルがあるから、行ってきなさい」と、アドリブで鈴木の騒動をネタにし、会場は爆笑に包まれたという。
「鈴木はそれ以外にも、主人公の娘(菅原りこ)に『きっといつか不幸になるよ!』と責めたてられて『どうして分かったんですか?』と返したり、『私、好きな人ができたんです』『たまに私の方を振り向いてほしかった』といった騒動を連想させる台詞もあって、観客はかなり盛り上がったようですね」(前出・芸能ライター)
B作はカーテンコールでも「これだけお客さんが入ったのも杏樹さんのおかげ」と再び鈴木をネタにし、「この芝居をよくやってくれました」と語ると会場は大盛り上がり。鈴木は観客に向かって3度、頭を下げた。
そしてB作から促された鈴木は「大変お騒がせしてしまい、申し訳ありません」と騒動を詫びて深々とお辞儀し、会場は温かい激励の拍手に包まれたという。
この報道にネットでは「不貞騒動を笑いに変えた出演陣はさすが」「舞台見たけど、杏樹さんはアドリブに全力でついて行ってる感じがして良かった」「公式の場で謝罪することができて鈴木さんはホッとしたかもね」「ネタにして笑いに変えたのはお客さんにとっては面白かったんだろうけど、喜多村さんの奥さんの貴城けいさんはどう思うんだろう?」「相手の奥さんに対する配慮はなかったな」など、様々な意見が寄せられている。
舞台は今週、福岡と北九州を周り、来月末には愛知公演も予定されており、鈴木の言動に注目が集まりそうだ。
(石見剣)