「なんか空気読めてないよね」──そんな声を浴びてしまったのが、NHKの元アナウンサー、青山祐子。3月13日、昨年3月に退社した彼女が“8年ぶり”にテレビ出演を果たして注目を集めたが、出演後はネット上は批判祭りとなった。
それも、コロナショックで学校は休校、パート仕事もままならない主婦や、仕事のスケジュールなどで振り回されるビジネスマンたちが思わずカチンときてしまったからだとか。
「青山さんがコメンテーターとして出演したのは『深層NEWS』(BS日テレ)。香港在住の彼女は現在一時帰国中とのことで、13日の出演が実現したようですが、8年ぶりの出演ということで、今度こそ本腰を入れて仕事に向かうのかと思いきや、本人は『ときどき(日本に)帰ってきた時に仕事ができればなぁ…』と悠々自適。これに視聴者が『結局そういう人だよね』『こんな大変な時に空気読めてないね』『ムカつくから出なくていいよ』『やっぱり図々しい』『厚かましい』とネット上は悪口祭りに。中には『給料泥棒』という、度を越した罵声まで書き込まれています」(女性誌ライター)
じつは検索サイトで「青山祐子」と検索すると、『給料泥棒』というフレーズがヒットする。今回8年ぶりの出演、そして彼女の相変わらずのコメントで、そんな聞き捨てならない悪口が再浮上しているのだとか。
「青山さんは4児の母です。少子化時代のこの時代、称賛されてもおかしくないんですが、彼女の場合は産休・育休を繰り返し、一度も職場復帰しなかったことで批判を浴びました。12年1月に1人目を出産し最初の育休には入ると、13年6月に第2子、15年7月に第3子、17年2月に第4子を出産。休暇期間が約7年も続きました。そしてその間、産休・育急制度で給与をもらい続けていたようです。でもそれは、あくまで“職場復帰”が前提。ところが7年間の育休後、職場復帰しないまま昨年3月に退職してしまった。NHKは受信料で成り立つ公共放送ということもあって、世間のブーイングを浴びたのですが、それを察したかのように退社してすぐに香港へ移住したところも不評。今回の復帰も古巣のNHKではなくBS日テレ。しかも“ときどきお仕事したいなぁ”というヌルい雰囲気。好感度を挽回するどころか、そのメンタルの強さに視聴者も驚いてしまったというわけです」(前出・女性誌ライター)
“せめてNHKにノーギャラとかで出て恩返しするべきでは?”というお茶の間の声は、ご本人の耳に届いているのかどうか。育休なんて夢のまた夢という大変なママたちも多い中、いま青山アナの活躍を待ち望んでいる人はどれだけいるのか?
(山田ここ)