いくら番宣が目的とはいえ、もうちょっとやる気を見せてほしかった…。3月20日放送のバラエティ特番「変装かくれんぼハイド&シーク」(TBS系)に出演した女優・松本穂香の振る舞いを残念がる声が続出したようだ。
同番組は営業中の遊園地などを舞台に、プレイヤーチームが制限時間内に変装芸能人チームを全員発見できたら賞金300万円というルール。プレイヤーの一員となった松本は「ドラマのみんなに差し入れしたいです。ケータリングとか!」と、のっけから出演ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」の宣伝に余念のない姿を見せていた。
だがその意気込みとは裏腹に、松本には見せどころらしい見せどころがほとんどなかったというのである。テレビ誌ライターが言う。
「松本は変装芸能人を探す立場ながら、せいぜい遠目に人の顔を確認する程度。その調子で何もやっていないうちに、他のプレイヤーの活躍で第一ステージを突破していました。それに対して松本が『近い存在』と語っていた欅坂46の副キャプテン・守屋茜は、積極的に変装芸能人をシーク。残念ながらシークレット芸能人に背中のボタンを押されてしまったものの、やる気を見せていたのです」
それに対して松本は第二ステージで、広場を歩きながら「めちゃめちゃ怖い!人混みから抜け出したい」「怖いよ~」と終始ビビりモード。それでいて、無防備になったタイミングで後ろから走り寄ってきた変装芸能人の原田龍二にボタンを押されてあっさりと脱落していた。
もっとも、序盤で脱落するプレイヤーが多いのは「変装芸能人」ではおなじみの光景。問題は、その後に行われた敗者復活戦だった。ここではダチョウ倶楽部・上島竜兵に扮した100人の中から本物の上島を探し出すミッションに挑戦。その様子について前出のテレビ誌ライターが続ける。
「松本は『どこ~?全然見つかんない。なんだこれ』と言いながら、ただウロウロするだけ。車座になっているニセ竜兵のなかに倒れ込んでまで顔を確認しようとする欅坂46・守屋の必死さとは比較にならないお気楽モードでした。そんな敗者復活戦で“らしさ”を見せたのがフワちゃん。本物の上島を見つけて復活に成功すると、『見つけんのが早すぎんだよ!』という上島の怒りで状況を理解し『ウソでしょ!』と泣き顔に。しかしYouTuber芸人としての矜持からかすべてを受け入れ、上島と和解のチューを交わしていたのです。この場面に視聴者からは《これじゃあ松本を復活させる可能性はゼロだったな》とあきらめの声も聞こえてくる始末でした」
番組のラストでは途中脱落にもかかわらず、当夜放送のドラマ「病室で念仏を唱えないでください」をしっかりと宣伝していた松本。本人はこれで役割を果たしたと思っているのかもしれないが、フワちゃんの爪の垢を煎じて飲むべきと感じる視聴者も多かったようだ。
(白根麻子)