お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が4月11日に自身のツイッターアカウントを更新し、相方・井上裕介の過去の“活動自粛”をイジり倒している。
コロナ禍が落ち着くまでの期間限定で、井上のツイッターアカウントを“断腸の思い”でフォローしたことを報告していた石田。7日には政府から東京都を含む複数の地域に緊急事態宣言が発出され、ますます外出自粛の必要性が叫ばれる中、井上の「あと少しの間は、みんなで力合わせて頑張ろう」と団結を呼びかけるツイートを引用すると、石田は「3ヶ月間外出自粛した先生!外出自粛のポイントを教えてやってください!」と投稿。かつてタクシーへの当て逃げ騒動で芸能活動を自粛し、謹慎中は家に引きこもっていたという井上に“在宅のコツ”を発信するよう仰いでいる。
すると、井上も相方からの強烈なイジりに反応。外出自粛のポイントについて、「外出を出来るようになった時に、楽しい事何をするかを、考えるこれが一番!!」「先生からしたら、1ヶ月の外出自粛なんて、屁でもないぜ」などと説明し、2016年に3カ月間引きこもった経験を基に“先輩風”を吹かせた。
「あまりに真面目でストレートな切り返しに終わった井上の律儀なツイートにはフォロワーから『そこ真面目に返しちゃって良いの?』『つまんな笑笑』『いやまじめかよ 笑』と辛口な反応が集まりましたが、石田の皮肉の効いたイジりには感心するリアクションが集中。ネットでも『ここぞとばかりに鉄板のイジリやな 笑 嫌な感じにイジらないところはさすが』『最高のいじり方 笑 本当に自粛の間どうしてたのか教えてほしい』『センスが良い!』と好意的な声が並び、中には『石田さんがこうだから井上さんに好感持てなくてもノンスタイルは見れます』との指摘まで出る始末です。今回の石田からの痛快なイジりツイートにも、井上はほぼ何の捻りもないままマジメに返答し、コンビ間での評価で明暗が分かれてしまいました。自粛明けに何をするかを想像しながら耐え忍ぶという井上の発信は、“体験者”だからこその貴重な意見だったのかもしれませんが(笑)」(芸能ライター)
お笑い番組やバラエティ番組も続々とスタジオ収録が中止となり、笑いを生業とする彼らにとっては不甲斐ない時期かもしれないが、オンライン上での息のあったコンビによる掛け合いもまた、ファンにとってはたまらないエンターテインメントだと言えそうだ。
(木村慎吾)