性格はともかく、歌い手としては本物!?
歌手のmisonoがYouTube上で、大人気漫画「鬼滅の刃」のアニメ版の主題歌であるLiSAの大ヒット曲「紅蓮華」を熱唱して、その歌唱力の高さに注目が集まっている。
misonoは男性2人組音楽ユニットで、ユーチューバーである虹色侍が4月10日にアップしたYouTubeチャンネルに登場。同ユニットのメンバーである、ずまとコラボして同楽曲を歌唱している。
アニメの世界観を深めるような疾走感溢れるこのナンバーはユーチューバーデビューした雨上がり決死隊・宮迫博之や、X JAPANのToshlといった著名人もカバーしているが、歌い手の実力が試される難易度高めの楽曲だ。
それをmisonoは安定感抜群かつ迫力満点に歌い上げ、動画は80万再生を突破(17日時点)。本家に勝るとも劣らない歌唱力に“高評価”は1万4000件をオーバー(低評価は750件弱)、コメント欄には「普通に上手いな。さすがmisonoやわ」「今からでも遅くないから歌手本気でやって」「バラエティ番組で見るmisonoは嫌いだけど、歌ってるmisonoは好き」「色んな人の“紅蓮華歌ってみた”みてるけど、1番しっくりきてます」「misonoは歌だけ歌っとけばいいんだけどな」と、その歌声を絶賛する言葉ばかりが連打されている。
「現在はバラエティ番組から卒業宣言をしているmisonoですが、30歳で芸能界引退を公言するも、全く芸能界を辞めるそぶりを見せなかったことから炎上。以降、バッシングが過熱し、タレント業も歌手業も振るわずにメディア露出が激減しましたが、歌唱力自体は一級品。最近は1月に自身のチャンネルにアップした島田紳助が出演した動画がバズったぐらいで、misonoの“うざい”一面がクローズアップされることも少なかったため、徐々に純粋に歌声だけを評価してもらえるようになってきたような気がします」(エンタメ誌ライター)
もちろん、中には「だからといって応援したくなるわけじゃない」「実力で勝負しなかった時点でアーティストじゃない」といった冷ややかな声があるのも現状。好感度回復のためにも、しばらくはフリートークで個性を解放させるのを控えて、歌手らしく歌声だけで勝負していくことが一番だろう。
(田中康)