あなたは普段、「階段」を使っていますか?
都会人は、駅ではエスカレーターを使うのに慣れており、地方に住む人は車社会が多く、あまり階段を使う機会はありませんよね。実は、階段を上ったり下りたりすることは、“美人を作る”最高の機会なのです。
アンチエイジングプランナーである稲川龍男さんの著書「なぜ美しい女性は、すぐに伊勢神宮へ行くのか:あなたを『美と健康』に導く36の習慣」(PHP研究所刊)によれば、とくに階段を下るときが大事なんだとか。階段を下りるときは太腿とふくらはぎの両方を使うため、白筋と赤筋の両方の筋肉を刺激します。赤筋には脂肪分解の酵素リパーゼが多く存在することから、赤筋を増やすと脂肪燃焼効果が高まるそうですよ。
また、「ためしてガッテン」(NHK系列)では、階段を上るなどの少しきつめの運動を1分行うだけで、スタミナに関わるミトコンドリアの量を増やすことができると紹介されていました。“ちょいキツ”運動がポイント、疲れにくい体づくりに役立ちそうですね。
つまり、階段を上ったり、下りたりするのは、美と健康に役立つというワケ。階段が目の前に現れたら、美人を作る絶好の機会と思って積極的に利用しましょう。