V6・井ノ原快彦の主演ドラマ「特捜9 season3」(テレビ朝日系)の第4話が4月29日に放送され、平均視聴率は13.9%をマークした。
同作は、新型コロナウイルスの影響で、多くのドラマが放送延期を表明する中、予定通りスタートした数少ない作品だ。しかし、いまだ感染拡大の収束が見通せない現状に、撮影続行を断念。次週からは、故・渡瀬恒彦さん主演で2006年に始まった「警視庁捜査一課9係」の傑作選を放送すると発表し、その予告場面も流れた。
「第4話は、まだ桜がほころび始めた頃に撮影されたようですが、広い公園で明らかに唾が飛ぶほどのセリフ回しの場面があり、飛沫感染を心配する声が視聴者からあがりました。狭い空間の取調室で、容疑者や犯人と激しく対峙するシーンもあり、放送休止も感染の可能性を危惧しての決断だったのでしょう」(芸能ジャーナリスト)
毎週、同ドラマを楽しみにしていた視聴者は、さぞかし残念がっているだろうと思いきや“特9”ファンは意外な反応を見せた。
「往年のファンからは、渡瀬さん演じる9係の係長・加納倫太郎に再び会えることに、歓喜の声があがりました。また、『特捜9』からの視聴者にとっては、20代の井ノ原演じる浅輪直樹の初々しさに驚きもあったようです」(ドラマウオッチャー)
広い世代の“特9”ファンが満足できそうな傑作選放送となるようだ。