2016年9月に違法薬物の所持で懲役2年、執行猶予4年の判決を受けていた高知東生が5月11日、俳優復帰したことを自身のツイッターで報告した。
高知は、5月14日にスタートするギャンブル等依存症問題啓発週間企画 Twitter連続ドラマ「ミセス・ロスト~インタベンショニスト・アヤメ」で、ギャンブル依存症の患者役で出演していることを明かした。そして、タレントの青木さやか、元AKBの鈴木まりやとの共演シーン約30秒の予告映像をアップ。そこには、リスクのある自分を起用してくれたスタッフや共演者への感謝の文が添えられていた。
この報にネット民は「俳優復帰おめでとうございます! 真摯に回復に取り組んでおられる高知さんはすごい!」「高知さんのTwitterで色んな発信に共感していました。復帰おめでとうございます」「俳優としての高知さんには厳しい目で見させてもらいます。役者としてまた頑張ってください」など、応援のメッセージが寄せられた。
その一方、「一般社会なら解雇されて社会復帰も難しい。芸能界はミソギが済めばすぐに復帰可能。薬との関係を完全に断ち切れているのだろうか?」「これで もしまた薬物で逮捕されたら製作者サイドはどうするつもりなんだろ?」など疑問を投げかけるコメントもあった。
「高知がこれまで、依存症について啓蒙活動をしてきたことを評価してのキャスティングだと思います。ただ、これで完全に俳優復帰できるかは、コロナ禍の現状を考えると道のりは険しいでしょうね」(芸能ジャーナリスト)
応援者への唯一の恩返しは“二度と手を出さない”ことだと肝に銘じてほしい。