お笑いコンビ・アインシュタインの稲田直樹が5月26日放送のラジオ番組「DAYS」(ニッポン放送)に出演し、自分よりも“ブサイクな芸人”を名指ししている。
数多いるお笑いタレントの中でも、他を圧倒する強烈な個性のルックスで、昨年開催の「よしもとブサイクランキング」では2位のEXIT・りんたろー。に13万票差をつけて、ぶっちぎりの1位に輝いた稲田。
向かうところ敵なしにも思える稲田だが、リスナーから寄せられた「自分よりブサイクだと思う芸人は誰ですか?」との質問に対し、「あぁ、居ますよ。ジュニアさんです」とほぼ考える時間をおかずに千原ジュニアの名前を即答。これにはスタジオも爆笑に包まれたが、ジュニア本人にも伝えていることだと前置きし、その理由として「顔長いし、あとは目もなんか二重じゃないし。ジュニアさんがやっぱり真っ先に。ほんこんさんとか岩尾さんとかは可愛げがあって良いんですけど、ジュニアさんは可愛げもないし」と具体的にジュニアの顔面を分析した。
決してジュニアの容姿を貶めるための悪口ではないとも強調しつつ、「ジュニアさんも僕の顔をいじってくださるんですけど、その時はなんか、不思議な時間やなって思います」ともコメント。ジュニアからの容姿いじりについては、どこか不満げな様子すらも窺わせていた。
「ジュニアの容姿をめぐっては過去にも何度か芸人の間で議論が交わされてきた歴史がありますが、大方の声としては、やはり突出した話術や知的な雰囲気がその容姿をカバーする“雰囲気イケメン”だという指摘も多いです。実際、独身時代には美女と浮名を流し、タレントの木下優樹菜も過去『若い子のモデルでジュニアさんが好きな子たくさんいます』と証言していたほど。しかし、今回、吉本興業が誇る“ブサイク王”によって、トークスキルやタレントとしての実力を抜きにした顔面のみの批評が展開され、ボロクソに酷評されてしまったことは複雑な心境かもしれません。というのも、話芸をウリとするタイプのジュニアは、稲田のように特徴的な顔面を笑いに変えていくスタイルではないため、あまり得がないとも考えられますからね」(エンタメ誌ライター)
見る人によってはイケメンにも写るジュニアだが、一方で、“ブサイク界のプリンス”こと稲田にとっては自分を超える存在と絶賛。完全に好みの分かれるやや稀有なタイプの容姿といえるのかもしれない。
(木村慎吾)