一流タレントは陰の努力を怠らない。ジャニーズタレントの中では三枚目を貫いている関ジャニ∞・横山裕は、関西出身とあって、ハイクオリティの話術を求められることが多い。そのため、ネタ切れを避けようと必死だ。同じ関西出身の“心の師匠”と仰ぐ笑福亭鶴瓶からのアドバイスに、忠実に従っているという。
「横山が鶴瓶から言われたのは『面白いことはメモするように』です。鶴瓶といえば、一般人とのちょっとしたふれあいでも笑い話にする天才。その師匠から言われた金言を守り、横山は言われたその日からエピソードを忘れないために、スマホのメモ機能に書き込んでいるといいます」(芸能関係者)
横山は13年の夏から秋にかけて、松嶋尚美の第2子産休のピンチヒッターとして「きらきらアフロTM」(テレビ東京系)に出演。鶴瓶と絶妙なトークを繰り広げた。17年4月には、特番「あの頃キミは若かった~人間ビフォーアフター~」(TBS系)の司会で再びタッグ。このとき鶴瓶から、「絶対カンペのいうこと聞くな。おまえの空気感でやったらエエねんから自分を信じろ。何かあったら俺が守ったる」と心強いアドバイスを送られている。
「“横山メモ”は、『1円(作るの)に2円かかる』『トイザラスの“R”が逆の理由』といった雑学系から、メンバーの気になるエピソードまで満載。村上信五とマネージャーと飲んだときに気づいたことで、『酔っ払ってくると村上さんは東京弁をしゃべりだす』という、どうでもいいネタもあるそうです(笑)」(前出・芸能関係者)
バリバリの関西弁である村上が、酔ったときだけ発する「○○じゃんか」。“ウラ村上”も意外だが、いちいちメモする横山も奇特。鶴瓶仕込みの横山のメモ魔。メンバーの素顔も知ることができるとあって、エイター(関ジャニファンの呼称)にとっては一目見てみたいトレジャーなのだ。
(北村ともこ)