元衆議院議員の杉村太蔵が5月31日放送の「サンデージャポン」(TBS系)に出演し、コロナ禍の最中に再三にわたる夜遊びを報じられたNEWSの手越祐也について「気持ちは分からんでもない」とコメントしている。
手越は新型コロナウイルスによる外出自粛要請中にも関わらず、一部週刊誌によって2度も酒席参加の事実を報じられ、26日には所属するジャニーズ事務所から無期限での活動自粛処分が発表された。
これら自由奔放な手越の振る舞いについて見解を求められた杉村は「いやぁ、僕は手越さんの大応援団ですね」と切り出し、「32歳にもなって、確かに自粛要請は出ていましたけど、違法行為じゃないですからね。夜に酒を飲んで、(そのことで)ああでもないこうでもないって言われたら、逆ギレする気持ちは分からんでもないですけどね」と擁護。法律を破ったわけでもない手越が度重なる事務所からの説教に辟易し、一部で新たな個人事務所設立の準備中だと報じられている点についても理解を示した。
「あくまで外出自粛は要請で違法行為ではないとしても、皆が手越のように振る舞っていれば、感染者数が落ち着いてきた今とは違った状況になっていたかもしれません。今回の杉村の発言には『遊びたい気持ちは分かるっていうのとはレベルが違う。応援するってのは変でしょ』『医療従事者が現場でウイルス感染するかもしれない状況下で対応してんのに何を呑気なこと言ってんだ』『事務所からの指示を何度も無視したんだから処分されて当然』と反論が続出。“違法ではない”との視点で手越の振る舞いを擁護するのも、自粛要請に協力してコロナの終息を願っている多くの国民からは理解を得られにくい。また杉村は、“32歳にもなって外での飲酒を咎められることにウンザリするのは普通”だという論調でしたが、事務所からしても、なぜ32歳の大人にこれほど初歩的な説教をしなければならないのかと疑問を覚えているはずですよ」(スポーツ紙記者)
手越には一般人とは異なる感性が備わっていると表現すれば聞こえは良いが、やはりこのコロナ禍においては、そうした奔放さは一旦封印し、やはり社会のために皆が順守するルールに従うべきだったといえそうだ。
(木村慎吾)