気温が上がってきて、そろそろ冷たい麺類が食べたくなってきませんか? 冷やし中華や冷やしうどん、冷やしつけ麺など、さまざまな「冷やし麺」がありますが、中でも世の中にはこんな“名物冷やし”があるようです。マンネリ化を防ぐために、地方の名物冷やし麺を集めてみました。
■盛岡冷麺
岩手県盛岡市に伝わる「盛岡冷麺」は、透き通るような見た目で、つるつるとした食感と強いコシが特徴。酸味のあるスープに、ゆで卵やきゅうり、肉などのトッピングで、さっぱりと美味しくいただきます。キムチや酢をプラスすることで、さらに味わいが引き立ちますよ。
■ざる中華
東北や北海道などでよく食べられている「ざる中華」は、中華麺をそばつゆで食べるちょっと珍しい麺料理。とてもシンプルなので、どの家庭でも真似できます。冷やし中華と似ていますが、そばつゆでいただくのでまるっきり違った味わいになりますよ。
■冷や汁うどん
埼玉県北部の家庭料理といわれている「冷や汁(ひやしる)うどん」は、米麹味噌をベースとした冷えたつゆに、うどんをつけて食べるもの。単に、味噌、ゴマ、砂糖に水を加えた汁を使うこともあるのだそう。キュウリやミョウガなどを添えれば夏らしい一品に!
地方の名物「冷やし麺」、今年はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。