婚活中、さまざまな出会いがあり、不一致により別れ、また別の人を探すといったことを繰り返すなどして、ちょっと非生産的だと感じていませんか。でも、婚活を行うことで、“意外な収穫”があったと話す経験者たちもいるようです。
婚活の最終目標はよい結婚相手をみつけることですが、その道すがら、「どうしても気が滅入る」「このまま続けていていいのかな」と迷う場合には、婚活そのもので得られるものを考えてみるのもいいかもしれません。
結婚相談所のエン婚活エージェントが2020年1月、婚活経験のある30~40代の既婚男女を対象に実施した『婚活と結婚に関する調査』の結果、「婚活において、『良かったこと』と『大変だったこと』はどちらが多かったですか?」との問いに、「良かったこと」が55.5%、「大変だった」が44.5%となり、良かったほうがやや多かったそうです。
「良かった理由」としては、「自分自身を表現する方法が身についた」「自分の市場価値がわかった」「価値観の多様性を知った」などの回答がありました。このように、“自分をよく知ることができる”という点が、婚活のいいところといえそうです。
長く続けているとネガティブになりがちな婚活ですが、こうしたいいところもみつけながら取り組みたいものですね。