NEWSの手越祐也が6月19日付でジャニーズ事務所との専属契約を終了し、多方面に大きな衝撃をもたらしている。
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発出されていた中でも外出を繰り返すなどし、すでに芸能活動を自粛していた手越。その後はシングルマザーに向けたボランティア活動に汗を流す姿も報じられていたが、遂に2002年より在籍していたジャニーズとの決別を選んだ。
これを受け、ジャニーズ事務所は公式サイトにて「小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久が3人で力を合わせて、グループ及び個人での活動に精進してまいりますので、これまでと変わらず、温かいご声援を賜れますと幸いでございます」と伝え、今後のNEWSが3人体制となることを報告。2003年に9人でデビューしたNEWSだが、様々な問題が相次ぎ、3人にまでメンバーが減ってしまうとは誰も想像だにしなかっただろう。
「グループデビュー当初、ファンから圧倒的な人気を得ていた山下智久や、錦戸亮、内博貴らが次々にユニットを離れていき、小山と加藤は2015年に出演したバラエティ番組の中で涙ながらに『こんなことになると思ってなかった』『人生を一緒に幸せになろうと思ったメンバーと離れるってさ、そんな悲しいことないじゃん』と吐露。主要メンバーがグループを脱退した際には、“イチゴのないショートケーキ”や“具のないおでん”といった非情なあだ名を付けられたとも振り返り、小山は『今の4人のNEWS、1番好きだよ。皆で幸せになりたい。4人で』とも語っていました。手越の罪深さを一層際立たせてしまうような小山と加藤の過去のやり取りですが、またしてもNEWSを牽引してきた人気メンバーの手越が抜けてしまったことで、ネットでは現在の3人体制のNEWSを『ネタのない寿司』『フォークだけ』『お皿』『イチゴがないしクリームすら塗ってないショートケーキ』などと表現する“大喜利”も開催されてしまう始末。こうした状況をバネにして奮闘できるかが今後のNEWSの運命の分かれ道かもしれませんね」(芸能ライター)
もちろん最近では“まっすー”こと増田も「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の人気企画「ゴチになります」への出演で番組を大いに盛り上げるなど、手越以外のメンバーによる活躍も目立っている。
すでにイチゴをもがれた上に、生クリームすらも危うい状況とならぬよう、今後は3人で力を合わせて結束した新しいNEWSの形を見せてもらいたいところだ。
(木村慎吾)