お笑いコンビ・千原兄弟の千原せいじが6月27日放送の「あさパラ!」(読売テレビ)に出演し、アンジャッシュ渡部建の不貞に対する所属事務所社長の対応について言及した。
渡部の所属する芸能プロダクション「人力舎」の社長が週刊文春の取材に渡部と共に応じていた点に関し、ハイヒール・リンゴは「社長のフットワークが軽いですね。不貞しても岡本(昭彦)社長は全然出てこない」と吉本興業と人力舎の社長では不貞の対処に差があると指摘。
すると、自身も昨年に2度にわたって文春から不貞を報じられた“先輩”のせいじも「(社長は)出てこないし、文春が岡本社長に確認した時に『あ、せいじが喋ったんでしょう? その通りですよ』って、チンって電話切ったらしいんですよ」と、文春と吉本のやり取りを告白。“カレーライス不貞”と“多目的トイレ不貞”では、明らかな対応の違いがあったと嘆いている。
「吉本興業と人力舎では、プロダクションとしての規模や影響力に大きな差があり、また人力舎はこれまでにも所属タレントによる女性スキャンダルで損失を被ってきたことも要因にあるのでしょう。さらに今回の渡部の不貞では、他事務所に属する女優・佐々木希のキャリアにも支障をきたすものとなったため、事後対応のやり方を間違えれば、事務所間の関係にも影を落としかねません。すでに一部報道では今回の不貞騒動が佐々木のCM契約に悪影響を及ぼしているとも伝えられており、人力舎からすれば、トップが自ら動かざるを得なかったのかもしれません。同じように、女優の蒼井優を妻に持つ南海キャンディーズの山里亮太がもしも不貞に走った場合には、さすがの吉本もせいじのケースとは違った対応を強いられるでしょうね」(芸能記者)
ダウンタウンの松本人志は渡部の不貞騒動に関し、「女好きなのであれば、女性タレントと結婚したらあかん。相手の女性も、その事務所も傷付けることになる」とコメントしていた。
本来ならば家庭内で収めるべき不貞トラブルだが、夫婦で異なるプロダクションに所属しているのであれば、そうもいかないのが芸能界の複雑な事情なのかもしれない。
(木村慎吾)