外出自粛の影響で結婚式を延期したり、安全に開催する方法を模索したりしているご夫婦の中には、今後の見通しが立たずに迷っている方もいるのではないでしょうか。そんな中、“ウィズコロナ”時代の新しい生活様式に対応させた、新しい結婚式のあり方が生み出されているようです。
■結婚式の打ち合わせはリモートで
結婚式は当日だけでなく、準備の段階からさまざまな人と打ち合わせをし、協力お願いしながら進めていくもの。この準備を、インターネットを活用したリモートで行う結婚式会場が増えているようです。準備が難しいとあきらめていた企画がある人も、安心して進めることができますね。
■挙式を映像共有してリモート参加
参加者を限定し、密接を避けて……と、結婚式当日の参加者の動きを工夫するだけでなく、結婚式場では新郎新婦のみが式を挙げ、リアルタイムでその様子をリモートで配信、参加者は自宅などから遠隔で参加できるスタイルが実現されている様子。これなら招待する人を限定することなく、多くの人に見守られながら結婚式を挙げることができますね。チャット機能などを活用し、リアルタイムで新郎新婦と参加者とのコミュニケーションを取ることができるのも大きな魅力です。
■自宅で結婚式を挙げるサービス
中には、新郎新婦が自宅にいながら結婚式を挙げることができるサービスも。参加者だけでなく、新郎新婦もより気軽に、リラックスして結婚式を実現することができるようです。
気軽に集まることができない状況の中で、新しい人生をスタートする2人の門出を多くの人が祝福することができる“新しいスタイル”が考案・実現されているようですね。結婚式をあきらめようと思っていた新郎新婦にも、明るい光が差し込むのではないでしょうか。大切な思い出となる幸せな時間を多くのカップルが実感できますように、その願いと努力が、新郎新婦たちを支えているようです。
(Nao Kiyota)