元モーニング娘。の市井紗耶香が7月14日、自身のツイッターを更新し、娘の学校の頭髪指導を“ブラック校則”と追及し、議論を呼んでいる。
市井は「頭部と毛先の色にムラがあるから黒く黒く染めてきてください。娘は地毛、過去水泳経験あり。入学説明会の時にはチェックは受けなかった。娘から『カラー剤買った方がいい?』と心配の連絡。先生に連絡し、明日もう一度頭髪検査をするらしい」と、娘が髪の色について指導を受けたことを明かし、「これがブラック校則なのか、学校独自のルール」と、マスクの色でも問題になったパワーワードを持ち出して嘆いた。
市井はさらに「先生に事情を説明し、黒く染めることはしませんと伝えた」と、学校側と話し合ったことを明かし、「過度に個人の尊厳を損なう行為はあまりに残念すぎる。これからの社会を子どもたちとどう生きていくか話す良いきっかけにもなったけれど。大人がやる気を落とさせたらダメだよね」と、母としての思いを記した。
「市井さんのツイートがネットニュースに取り上げられるとたちまち大反響となり、ネット上には《令和の時代にこんな校則あるなんて…》《子どもたち一人一人に寄り添った指導をしてほしいですね》《髪の色なんてプールに入ってれば塩素で抜けることもあるのに…》《ぜひ政治の世界で、教育の現場を良くするために頑張って欲しい》と共感の声が続出しました。ところが、一方で《市井さんの言うことはもっともだけど、学校と話し合って解決したんでしょ?それをツイートで晒す必要あるの?》《学校側もこれじゃあ嫌な気持ちになるのでは》《教師は大勢の生徒と向き合わなければならない大変な仕事。それをわかって》《他の生徒や親御さんたちはどう思うのか。市井さんのお子さんの立場もあるんだし、事を大げさにするような発信はいかがなものかと思います》と、学校とのやり取りを公開したことについての批判や、娘さんの立場を慮るコメントも見受けられます」(ITライター)
それでも市井は、その後も「理不尽な校則はなぜ変わらないのか 誰かが声を上げなければ変わらないけれど その誰かを『勇気があるね』と称賛する世の中だから変わらない。政治によく似てる」「『勇気があるね』と持ち上げられ どこかでは白い眼で見られ 距離を置く人もいるけれど 変人と思われてもいい 私は声を上げ続ける」と投稿を続け、「頭髪検査は目視で行うとのこと。本人にも過去染めたりパーマをかけたりした経験はないかの確認をするそう。『ただでさえ不安になってしまった子どもに自白を強調するかのようなニュアンスの質問は控えてほしいです』と先生には一言添えた。子どもに寄り添う教育であってほしいと願うばかり」と畳みかけている。
「市井さんは昨年7月の参院選で立憲民主党の公認で比例区から出馬し次点で落選しましたが、その時も4児の母として子育て支援の充実を訴えていました。今回の髪色問題は、ご主人が美容師ということもあり、二重に訴えたかったのではないでしょうか」(芸能記者)
髪の毛と子育ての問題については、一切引き下がるつもりはないようだ。
(石見剣)