アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が8月19日、都内で行われた主演映画「事故物件 恐い間取り」(中田秀夫監督、28日公開)の納涼怪談イベントに出席した。
未成年女性が参加する酒席に同席したとして18日にジャニーズ事務所から厳重注意処分を受けていた亀梨は、涼しげな浴衣姿で登場。「本日はお暑い中、お集まりいただきましてありがとうございます。まず始めに、先日の報道により多くの皆さまにご迷惑、ご心配をおかけしてしまいましたことを心よりおわび申し上げます」と騒動を謝罪し、3秒間頭を下げた。
亀梨はまた、同じく酒席に同席し活動自粛処分になった山下智久とともに同日午前、それぞれファンクラブサイトに謝罪文を掲載している。
「ジャニーズ事務所からのコメントはありませんが、山下さんと亀梨さんの処分に差が出たのは、山下さんが、女子高生モデルとホテルにお持ち帰りした疑惑を報じられたからと見て間違いない。ではなぜ亀梨さんは、“欲望”に負けることなく真っ直ぐ帰宅したのか。その答えこそ、亀梨の危機管理能力だというのです」(芸能記者)
ネットでは「山Pだけお持ち帰りして亀梨クンはしなかったのは、好みの女の子がいなかったから」「亀梨はたまたま運が良かっただけ」など、ファンからの様々な私見が飛び交っているが、これらの憶測は当を得ているとは言いがたい。
「亀梨さんは元々警戒心が強く、慎重な性格。週刊誌のカメラマンの間では“スキャンダルを撮れない男”と言われているのです。危機管理の意識の高さが山下さんとはまるで違うのでしょう」(芸能誌ライター)
また、亀梨は酒席の直後の8月初旬、あるアパレルブランドの展示会の場で「なんでこんなに監視されなきゃいけないんだ」「すごい面倒だよね」などと親しいアパレル関係者に漏らしていたと「週刊女性」が報じている。
「亀梨さんはもしかして、酒席で“誰か”の監視の目に感づいていたのかもしれません。つまり、少なくとも店から出た後に週刊誌の張り込みに気づいた可能性があるのです」(前出・芸能記者)
脳内では危険を知らせる“アラート”が鳴り響いていたのか。いずれにしても、亀梨の慎重な性格が、トラブルを最小限に抑えたのかもしれない。
(石見剣)