毎日放送の三村景一代表取締役社長が8月26日、書面での会見を実施し、同局ラジオ番組「アッパレやってまーす!」からグラドルの小倉優香が降板すると発表した。
小倉は先月29日に生放送された同番組終盤、突如“早寝早起きがしたい”との理由で「辞めさせてください」と番組降板を直訴。共演者が困惑のリアクションを見せる中、数カ月前より辞めたい意向を事務所に伝えてきたが、対応してもらえず、生放送で降板を求めるに至ったと説明していた。
その後、小倉が再び同番組に出演することはなく、三村社長は「小倉優香さんには、ご本人のご希望通り番組を降板いただきます」と報告し、生放送中の小倉の“ゲリラ直訴”については「私が気になっていることは、楽しみに聴いてくださるリスナーがこの放送をどんな思いで受け止めたのか、ということです」とリスナーへの悪影響を危惧。
続けて、「担当プロデューサーは『一緒に番組を作ってきた仲間として、突然のあのような発言があったことは残念』だと言っていますが、(小倉の)発言がリスナーを裏切るものだったという残念な思いは至極当然です」とし、小倉の振る舞いに不快感を示している。
「毎日放送からすれば、小倉と所属事務所の連携不足が原因で、生放送中に泥を塗られた格好です。また、三村社長は今後の小倉との関係性について、書面の中で『どなたにご出演いただくかは各番組の担当者が判断することですので、会社として誰かを“出入り禁止”と決めることはありません』と綴り、局として“出禁扱い”をすることは否定。しかし、同氏の『小倉さんにはご本人のご希望通り降板いただきます』との文言や、プロデューサーの無念は『至極当然です』との表現などから、小倉へのふつふつとみなぎる怒りが伝わるとして、ネットでは『精一杯の皮肉ですね』『社長、イライラしてる 笑』『この事務的で冷ややかな言い方に、かなりの怒りを感じる』『スポンサーに頭下げまくってると思うとお気の毒』との反応が出ています。もはや生放送における小倉には“地雷”のレッテルが貼られてしまい、今後の番組起用はかなり難しくなってくるのではないでしょうか」(芸能記者)
“早寝早起き”を望んでいた小倉の暴挙により、周囲の関係者はストレスで安眠できない日々を過ごしているかもしれない…。
(木村慎吾)