歌手の華原朋美の薬物乱用、交通事故頻発疑惑を9月17日発売の「週刊文春」が報じた。交通事故を起こした華原の愛車は思い出深いあの車種だった。
華原は9月14日、所属事務所との契約解除が発表された。華原本人の希望とのことだったが、「文春」によると事実上のクビ。理由は、華原が長年使用している精神安定剤や睡眠導入剤などの薬をやめられなかったこと。
薬の影響で仕事に支障が出ただけではなく、ここ1年で少なくとも3回は交通事故を起こしていたという。中でも大きかったのは今年3月、那須で起こした事故。華原は薬で酩酊して愛車のフェラーリを大破させたというのだ。「文春」の直撃で、華原はこの事故については認めたものの、薬で酩酊していたことは否定した。
事故の原因は薬なのか、不注意なのかはわからないが、華原がフェラーリに乗っていたことは感慨深かった。
「華原といえば、かつて小室哲哉と恋愛関係にあったことは有名な話です。小室からアプローチし、華原の歌手としての才能も見出しました。2人の関係はエスカレートし、小室は高級外車のフェラーリも華原にプレゼント。ナンバーは小室をもじって『5656(コムコム)』だったようです。ところが、小室は華原と次第に距離を置くようになり、2人の関係は自然消滅。後年、華原は自著『華原朋美を生きる。』で『こうやって過去をたどってみると、あの『何もない別れ』ほど悲しいものはなかった』と綴っています。小室との関係を清算しようとしたのか、フェラーリを売却したことが2000年に報じられました。そんないわくつきのフェラーリに再び乗っていたとは……」(芸能記者)
心のどこかで小室のことが忘れられないのかもしれない。
(石田英明)