お笑いタレントの有吉弘行が9月27日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN)に出演し、お笑い大会の優勝者を次々と的中させていることに触れた。
2019年度のM-1グランプリでは当時無名だったミルクボーイの“サプライズ優勝”を予言し、的中。その後のR-1でもマヂカルラブリー・野田クリスタルの優勝を言い当てていた有吉。
13日の放送では、26日開催の「キングオブコント2020」(TBS系)について、「私はもうジャルジャルでいいんじゃないか」「もう優勝に近いような結果は残してるけどね、ずっと」などと語り、またしてもジャルジャルの優勝を的中させていた。
「驚くほどの精度で近年の覇者を的中させてきた有吉ですが、とりわけ2019年末のM-1には無名のミルクボーイの他に、和牛やかまいたちといった本命の優勝候補がいました。その中でミルクボーイを指名するというのはもはや千里眼レベルですね。一方で、今回のキングオブコントではミルクボーイのケースとは対照的に実績や知名度で頭一つ抜けているジャルジャルを選ぶなど、大会ごとの状況を鑑みて予言しているようです。ネットではこの有吉の恐るべき予想精度について『お笑いをよく見ている証拠だと思います』『怖いくらい当たる。今を読み取る力と物の本質を見抜く力。偶然ではない』『もってる人はもってるものだなぁと思うエピソード』との称賛が殺到。ズバリと当ててしまう先見の明に驚く人が多いですね」(エンタメ誌ライター)
毒舌芸で成り上がった有吉自身は主要なお笑いコンペティションとは無縁のキャリアを過ごしてきたが、MCを務める「有吉の壁」(日本テレビ系)では次代を担う若手芸人の奮闘を見守ってきた。
いま最も“波に乗っている”男は、次の波を読む力にも優れているようだ。
(木村慎吾)