早起きの人は、遅起きの人よりも“幸福度が高い”って知っていましたか?
これはマサチューセッツ総合病院の医師であるジャクリーン・レイン教授による睡眠に関する研究で、朝型の人は、夜型の人よりも健康で幸福度が高いというのです。早起きのほうが心身共に病気になりにくいということは、イメージすればなんとなく分かりますが、実際のところ、根拠はたくさんあるようです。
習慣化コンサルタントの古川武士さん監修、楽LIFEヘルス編集部による「「早起き」の習慣」(笠倉出版社(インプレス)刊)には、早起きはノーリスクで大きなリターンが見込める自己投資だと書かれています。段取りよく、高い集中力で仕事に取り組める人たちに共通しているのが早起きなんだとか。
短期的にはストレスが減り、疲れを溜めることもなく高い集中力で仕事の生産性を上げられるメリットがあるそうで、人生に対する充実感や幸福感が増せば自己評価も高まって、どんどんセルフイメージが上がっていくとか。では、どうすれば早起きができるのでしょうか。遅起きが定着している人にとっては一苦労ですよね。
メンタルトレーナー森川陽太郎さんの著書「絶対的な自信をつくる方法」(ダイヤモンド社刊)によると、まずは“OKライン”を「週1日の早起き」に設定。仮に、週3日早く起きることができれば目標より2日も上回ったことになり、「週3日しか起きられなかった」ではなく、「週3日も起きられた」となります。つまり、「できた感=自己肯定感」を味わえるのです。この積み重ねが重要であるようですね。
遅起きが定着しているなら今すぐ環境を整えて、まずは週1回の早起きを目指して取り組んでみてはいかがでしょうか。