元KAT-TUNのメンバーの田中聖あらためKOKIが地球の裏側で大活躍していた。ボーカルを務める5人組ロックバンド・INKTが、11日(現地時間)にブラジル・サンパウロで開催された音楽フェスティバル「アニメ・フレンズ2015」に出演し、好評を博したという。
「アニメ・フレンズ」は、毎年7月に開催されるアニメ・漫画のイベント。2週間の週末で、約17万人の来場者数を誇る南米最大のイベントだが、ブラジルだけではなく、チリやペルー、パラグアイなど、南米各地から集まってくる入場者のなかでも、日本のアニメや漫画を筆頭にしたポップカルチャーがひと際注目度は高い。
そんななか、「いずれは海外で挑戦したい」と意気込んでいたKOKIの念願のステージが、運営側の熱烈なラブコールで実現した。
「野外のメインステージで行われたライブでは、約2000人の観客を前に、全11曲を披露。4月にリリースしたミニアルバムの『Wanderlust』や、現地でも人気を誇るテレビアニメの『進撃の巨人』の前期オープニング曲『紅蓮の弓矢』のカバーを熱唱し、現地のファンを驚かせました」(音楽ライター)
KOKIはツイッターで、「最高だ、ブラジル。何回もステージ上で酸欠になりかけたほど楽しかったよ」とコメントし、喜びを隠せない。
さらに、今月19日からは、全国7カ所公演のライブハウスツアーもスタートする。
「一時は、『ONE OK ROCKのパクりだ』とか『海外公演なんてまだ早い、生意気だ』などと批判の声が噴出していたKOKIですが、海外公演での結果を残したことで、また新たな展開が期待できそうです」(前出・音楽ライター)
元ジャニーズが南米でアニメファンをうならせていたとは驚きだが、今度は日本のファンを酸欠にできるのか注目したい。