女優・上野樹里さんと結婚したロックバンド「トライセラトップス」の和田唱のお母さんで、料理愛好家の平野レミさんは、伝説になるほどの豪快料理を数々考案しています。
その一つがNHKの「あさイチ」生放送中に披露したブロッコリーを丸ごと使った料理。ブロッコリーにたらこソースがかかっただけというその料理は、豪快すぎて“放送事故”とまでいわれる始末。そんな豪快伝説の料理は、まだまだ他にもあったのです。
例えば、本来であれば材料を混ぜ合わせて種を作り、油で揚げるなどの手間がかかるコロッケ。それもレミさん流なら15分でできるというんです。それが手間いらずの「ごっくんコロッケ」。その実態は、コロッケの具であるじゃがいもやひき肉、玉ねぎを混ぜたものをキャベツの上に乗せた後、コーンフレークを上からかけて食べるという一品。「食べれば胃の中でコロッケになる」というレミ理論には、きっと上野樹里さんもびっくりすることでしょう(?)。
同じく「胃の中で完成する」シリーズのひとつがレミ流「水餃子」。こちらは餃子の皮を煮たものを具にかけるというシンプルさ。またレミ流「カツサンド」は一口大のとんかつにキャベツ、食パンを添えるという斬新なスタイルです。
しかし、この手抜き感と雑な盛りつけでも、なんだか愛情が感じられるのがレミさん料理の良いところ。もちろん味は一流となれば、ちょっとその味試してみたくなりますよね。