付け人に暴力を振るった大相撲の幕内・貴ノ岩が引退を決意したと、複数のメディアが12月7日に報じた。同日、この問題についてタレントのデヴィ夫人がツイッターで持論を展開。
デヴィ夫人は「貴ノ岩、引退はやめなさい。今、あなたがしなければならないことは相撲道に生き、敬愛する貴乃花親方に恩返しすることでは?修業を積み、相撲に邁進し、強くなって横綱まで上り詰める。それだけではないですか」とツイートした。
貴ノ岩といえば、昨年10月末、元横綱・日馬富士による暴力事件で負傷。騒動の責任を取り、日馬富士は引退。今度は被害者から加害者となったわけだ。
「日馬富士の件について、デヴィ夫人は昨年11月23日のメルマガで私見を述べていました。それによると、暴力は決して許されないが、大先輩の横綱に対して礼節なき言動をした貴ノ岩にも問題がある。上下関係を学ばせるに当たり、日馬富士の暴力は“必要悪”ではないかと、日馬富士を擁護しました」(芸能記者)
これに対して、当時ネット上では「暴力を肯定するのか?」などと、デヴィ夫人の見解に疑問符を投げかけるコメントが少なくなかった。理由はどうあれ、暴力は許されるものではないが、またしても加害者側を擁護する発言。そこには、どんな理由があるのか。
「実は、デヴィ夫人も暴力を振るった経験があります。2014年、テレビ番組の収録で出演者の一般女性が失礼な言動をしたとして、デヴィ夫人は彼女を3回平手打ちしたと報じられました。また、1992年、フィリピン大統領の孫娘の顔をシャンパングラスで殴打し、逮捕されたこともあります。いずれもデヴィ夫人を侮辱する挑発的な態度が許せなかったようですね」(前出・芸能記者)
デヴィ夫人の前では、お行儀よくしておいたほうが無難だ。
(石田英明)